群馬県名産品「やまと芋」を減農薬へ

こんにちわ。


みなさま、GWはお楽しみいただけましたでしょうか?こちらをご覧になってくださる読者の皆様なら、きっと今年のGWも楽しい悔いの無い素敵な日々を過ごされたと思います。


私達は、やまと芋栽培農家さんへお伺いし、種芋処理から薬剤を削減する作業を行っておりました。


プロのお話をお聞きしながら作業します。話題になるは薬剤について。

この白い粉が薬剤で作業従事者を苦しめます。


奥様は、「この薬剤を使用するのが本当にイヤなんです。」と話されます。

マスクやゴーグルをしていても肌に付着するとヒリヒリ痛くなり、ノドも痛くなる。

定植の時にも、この薬剤が舞い上がり同じ苦痛が待っている。と話されます。


また、この薬剤を含んだ砂が舞い上がり飛んでいくのも心配だと話されます。学童が通学で通るし近隣に学校も有るからです。


3年前から、ある方法で検証を行ってきましたが、無事成功しております。

今回もその方法で処理を行います。

処理中の写真は掲載できません。お許し下さい。

通常、種芋を作成する際は薬剤を使用するのでマスク・ゴーグルを着用しますが、ご覧の通り必要ありません。

種芋前の芋に病気が出ていないか確認しながら作業は続きます。

作業終了です。この時点ではすでに処理が終了しています。




作業終了後、農家さんと一時の団欒を過ごしました。

奥様は

「毎年二人で作業をしているけど、今年のように手伝ってもらうと捗って助かりました。」

「この方法が確立すれば、あの嫌な薬剤の苦痛が無くなります。それだけで本当に助かります。」

と、言っていただけました。


作業をお手伝いしたい!と申し出たのは私達です。

体験しなければ、本当の事が分からないと思うのです。

それで少しでも力になれたのなら、嬉しい限りです。


次回は、機械による定植作業にお伺いする事になっています。5月末から6月頭ですね。


この方法を、種芋処理で嫌な思いをされている方々にお伝えする機会が増えれば、私たちも幸せです。


クシティ 「(株)クシティ」

株式会社クシティのホームページへようこそ。記事・写真の転載は事前にご連絡下さい。 食品加工工場から塩素・アルコールを削減。畑から農薬を削減。 これが私達のお仕事の一つです。

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