野菜の鮮度維持にハリ・パウダー

こんばんわ。


本日は、食品加工業にお勤めで次亜塩素酸ナトリウムを使用し体調を崩し自宅療養までする事になってしまった方とお話しすることが出来ました。


ノロ対策でハリ・パウダーが使用できるか。(出来ます)

菌数の乗数とは?(ゼロの数です)

ppmってどういう意味?(濃度の単位です)

分析センターの結果につて。(不活性化検査とは、どれだけバイ菌を減らせるかの検査です)


ハリ・パウダー以外は、どれも説明が難しく、しっかりお伝えできたのか?と思っています。

業務用次亜塩素酸ナトリウムの多くは、12%と書かれています。

1%=10000ppmなので、120000ppmとなります。

この原液を600倍に薄めれば、200ppmの次亜塩素酸ナトリウム水溶液の完成です。

なかなか上手く、ppm(濃度)の説明が出来なかった><


さて、今日もホウレン草の鮮度維持を目的に台所で浸水処理を行いました。

もちろん、ハリ・パウダーで。

この前は、ハリ・パウダーを溶かした状態の写真が有りませんでしたので、今回は載せました。

ハリ・パウダーを入れてかき混ぜた瞬間は、このように白い状態です。

少し時間が経過すれば、透明に近くなります。


溶けきらない粉が底に沈殿するのですが、水道水のように不純物が有ると、なかなか飽和率までたどり着けません。

飽和率は水温4℃で0.15%です。(純水の場合です。)

今回も5分間の浸水処理を行いました。

すでにホウレン草の緑色が少し鮮やかになって来たように思えます。


このホウレン草は、弊社の新肥料で栽培されています。

普通は野菜を浸水させると、油分などが浮いてくるのですが、出てきませんでした。

定期的に散布していただくと、そういう効果も有るのかもしれませんね。


ちなみに、この処理を行い冷蔵庫に入れておくと、通常より鮮度が伸びます。

写真のホウレン草は3月29日16時頃にハリ・パウダーで5分間浸水処理したものを本日20時に撮影しています。7日目の状態です。(冷蔵庫で保管しています)

根の色などは、収穫後と変わりません。シャキシャキ感も、殆ど変わりませんでした。


野菜は収穫されても生きています。

ホウレン草など、カルシウムを好む野菜なので浸水することで葉面より吸収すると思われます。それも鮮度維持期間が長くなり理由ではないかと、個人的には考えています。


浸水処理した後、このホウレン草は流水処理していません。

気になる方は、水道水などで洗って下さいね。


そして、シンクに残ったハリ・パウダー水溶液はそのまま排水する事で、排水管や分離層(グリストラップ)の除菌・抗菌・消臭効果にも期待できます。


今日は、家庭で使用するにあたり、洗濯でも使えるならと、600gボトル入りのご注文を頂きました。

洗濯などの記事は、また今度、記事に致します。


ノロ対策にはハリ・パウダーですが、ネットショップに出品していますので宜しくお願い致します。

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クシティ 「(株)クシティ」

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