カット野菜工場における「脱塩素プロジェクト」

こんばんわ。

発熱から復帰して、少しだけ体力も戻りましたが、まだ食欲が戻りません。

ま・・・ダイエットになるのかもwww


さて、全国でノロウィルスの事故が起こっています。その記事を書いていたのですが、完全に防ぐことは難しいのが事実ではないでしょうか。

ただ、予防作業とアイテムで効果が上がることも事実です。

今日は、最近書いていないカット野菜について書いてみます。


「脱塩素プロジェクト」と命名し始めた事業です。

工場内に入ると慣れない僕達は目が痛くなります。臭いで少し気分も悪くなる事も。

これは、「急性曝露ガイドラインレベル(Acute Exposure Guideline Level, AEGL)」で言うと

AEGL-2で、不可逆的かつ長期的な健康被害を受ける可能性が出現するレ ベル。 になるようです。


そうした環境を改善できればと思いスタートしました。

同じ思いをお持ちのオーナー様が経営される工場で、実際に検証も行いました。

ハリ・パウダーの1000倍希釈水溶液は、次亜塩素酸ナトリウム150ppmと同等若しくはそれ以上の結果がでました。

一般生菌のコントロールでは、同等。鮮度維持に関してはそれ以上です。

よって、家庭内でも、このように

野菜の処理を行っています。除菌と鮮度維持が目的です。オマケでこのまま排水する事で排水管やグリストラップにも効果が生まれます。

この写真では素手で作業が行われています。しかし、加工工場では更に手袋を着用します。

よって、予防効果も更に向上するのです。


しかし、立川のように機械が原因だった場合に困るのです。

全ての工場が同じ作業では無いと思いますが、塩素系洗剤を使用して機械洗浄を行います。

そして流水します。

塩素濃度が低い場合、ノロウィルスには効果が有りません。

最低限200ppm。実際は1000ppmが望ましいと厚労省もHPに記載しています。

その濃度で、終業時の洗浄作業を行えるのでしょうか。実際に1000ppmなんて難しいと思います。


よって今後は、機械洗浄も含めた予防対策のご提案を行いたいと思うのです。

全面導入に付いての問題点や機械洗浄に関する問題点などを早く抽出し解決策を講じる事が急務と考えています。


そうした検証も今後は記事にしてまいりますので宜しくお願い致します。



この記事をご覧になってくださった方々の中で、「一部でも導入を考えたい」と思っていただけたら、是非ご一報くださいませ。

今持っている検証結果を元に、最大限ご案内できるよう頑張ります^^


塩素を削減し、労働環境を改善する。塩素による労災認定が増える中、重要な事ですよね。

食材の処理を薬品から有機に変更し更なる安心を。その他にもイロイロ。

これからも皆様、宜しくお願い申し上げます。

クシティ 「(株)クシティ」

株式会社クシティのホームページへようこそ。記事・写真の転載は事前にご連絡下さい。 食品加工工場から塩素・アルコールを削減。畑から農薬を削減。 これが私達のお仕事の一つです。

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