ノロ対策(厚生労働省HPより)

こんばんわ。


感染ルートが判明していない東京での集団食中毒でしたが、他の地域でも発生しているようです。

キザミ海苔の刻み加工から封入までの間にノロウィルスが混入してしまったのではないかと、言われています。


さて、ノロウィルスに関して厚生労働省のHPに、Q&Aがございます。

そこで少し疑問点があります。

まずは、厚労省HPのコピペです。


Q20 患者のふん便や吐ぶつを処理する際に注意することはありますか? 

A20  ノロウイルスが感染・増殖する部位は小腸と考えられています。したがって、嘔吐症状が強いときには、小腸の内容物とともにウイルスが逆流して、吐ぶつとともに排泄されます。このため、ふん便と同様に吐ぶつ中にも大量のウイルスが存在し感染源となりうるので、その処理には十分注意する必要があります。  12日以上前にノロウイルスに汚染されたカーペットを通じて、感染が起きた事例も知られており、時間が経っても、患者の吐ぶつ、ふん便やそれらにより汚染された床や手袋などには、感染力のあるウイルスが残っている可能性があります。このため、これら感染源となるものは必ず処理をしましょう。  床等に飛び散った患者の吐ぶつやふん便を処理するときには、使い捨てのガウン(エプロン)、マスクと手袋を着用し汚物中のウイルスが飛び散らないように、ふん便、吐ぶつをペーパータオル等(市販される凝固剤等を使用することも可能)で静かに拭き取ります。拭き取った後は、次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度約200ppm)で浸すように床を拭き取り、その後水拭きをします。おむつ等は、速やかに閉じてふん便等を包み込みます。  おむつや拭き取りに使用したペーパータオル等は、ビニール袋に密閉して廃棄します。(この際、ビニール袋に廃棄物が充分に浸る量の次亜塩素酸ナトリウム※(塩素濃度約1,000ppm)を入れることが望ましい。)  また、ノロウイルスは乾燥すると容易に空中に漂い、これが口に入って感染することがあるので、吐ぶつやふん便は乾燥しないうちに床等に残らないよう速やかに処理し、処理した後はウイルスが屋外に出て行くよう空気の流れに注意しながら十分に喚気を行うことが感染防止に重要です。  11月頃から2月の間に、乳幼児や高齢者の間でノロウイルスによる急性胃腸炎が流行します。この時期の乳幼児や高齢者の下痢便および吐ぶつには、ノロウイルスが大量に含まれていることがありますので、おむつ等の取扱いには十分注意しましょう。 ※家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できます。(使用に当たっては「使用上の注意」を確認しましょう。)


疑問点とは、床を拭く塩素濃度は200ppmなのに、嘔吐物などを浸水処理する濃度が1000ppmであることです。

菌数が違うといえばそれまでなのでしょう。

しかし個人的には、床に残ったウィルスも嘔吐物も同じノロである以上、濃度も同じでなければ効果が変わるのではないかと思うのです。


1000ppmで床を拭くと、発生するトリハロメタンや塩素臭・ガスで被害が出る可能性が有るからなのかもしれません。

一度、何故濃度が違うのか、確認してみたいと思います。


それにしても、1000ppmの次亜塩素なんて、臭いがキツイしガスで目も痛くなると思います。

1000ppmの取扱いに付いても、書いて欲しいですね。もちろん、危険性もです。

個人的には、カット野菜工場の150ppmですら、工場内では目が痛いです。

従業員さんの中には、顔が赤くなって居る人も見かけます。

そうした薬品以外でも対応できるのですが・・・・・


弊社ブランド商品を宣伝したいのもありますが、実際に塩素を扱う加工工場に伺うと、臭いやガスで体調に異変が起こることがあります。

そうした実体験が有るので、余計に思うことは、

「一日でも早く、天然成分のアイテムに変えたほうがイイ」です。


塩素による労災認定が増える中、改善は必須と思います。

あるカット野菜工場では、塩素を一切使わないところも出てきました。

ただ、鮮度維持に問題が有るようです。


もう一つ注意点が有ります。

先ほどの厚労省Q&Aには、11月~2月がノロシーズンのような記載が有ります。

しかし、年中無休でノロは活躍しています。

ノロも進化しているのです。


現に、熊本震災の時には、6月に蔓延していました。


良い事も書いて有りますよね。

いつも書く事ですが、トイレの便座より、ドアノブや蛇口のような多くの人が触れる部分の方が危険であること。

イロイロな所に、シュシュしてください。


先ほどの疑問は、近日中に厚労省で確認してみます。


ノロ対策に

ご家庭や職場、加工工場などで是非使っていただきたい一品です。

「大量調理施設衛生管理マニュアル」に適合していますので業務用でも安心してお使い頂けます。


ショップにも出品しておりますし、直接のお問い合わせもOKです。

クシティ 「(株)クシティ」

株式会社クシティのホームページへようこそ。記事・写真の転載は事前にご連絡下さい。 食品加工工場から塩素・アルコールを削減。畑から農薬を削減。 これが私達のお仕事の一つです。

0コメント

  • 1000 / 1000