脱塩素と減農薬
本日は白菜定植作業はお休みです。来週?今週?お伺いする企業様への資料作成も完了。
ここで久しぶりにテーマについて考えます。
「脱塩素プロジェクト」効果目標
労働環境の改善(職場から塩素臭やトリハロメタンの削減)
食の安全からの安心(薬品を使用しない事で安全度を向上させ安心して頂く)
温対効果寄与(水資源の節約により消費電力削減および排水量削減でも同じ効果を)
医療費削減(労働環境改善で薬害による労働災害を削減し、将来の健康を害する危険も抑える)
「減農薬プロジェクト」
農薬を削減し、農作業における労働環境の改善(防護服やゴーグル着用の無い作業)
農作物の安全度向上による安心向上(薬品を削減し薬害の軽減をはかる)
温対効果寄与(農業自体が温対効果ですけどね)
医療費削減(多すぎて、書ききれないくらいです)
反対する意見もあるかもしれません。しかし、いままでお伺いした企業様全て、賛同して頂いております。
実際に作業をされる方々も同じご意見でした。
しかし、もう一つの意見も私達と同じでした。それは、薬品が不必要では無いという意見です。
薬品の功績は言うまでも有りません。開発される方々の努力も大変なのです。
ただ、同じ効果を有する他の物が有れば、それに切り替えるほうが良いのではないか。
素晴らしい薬品も、使いすぎると害も有るのではないか。そう言う考えです。
農業に関してお話しするなら、土壌殺菌に使用する農薬は使い方を間違うと危険です。
農薬検定を受け販売されておりますが、年間数件の事故が報告されております。
私達がお伺いする中でも、数件の事故をお聞きしております。
しかし、現在はそれに勝る薬品や、同等の効果を有する物も有りません。
この部分をもっと安全で安心な物に変えられれば農家さんも喜ばれます。実際、農家さんは熱望されております。アオカビ予防のクスリでも皮膚に対する刺激が強いのが現状です。
しかし、もう一つの課題もあります。それは、見た目が良くない作物が売れない事です。
例えば、キュウリも、真っ直ぐ伸びたキュウリが売られています。しかし、味が同じでも曲がっていればダメなんです。売値が下がってしまうのです。
群馬県の名産物「やまと芋」も大きさで価格が決まります。味は変わらないのですが・・・
消費者のニーズに応える為には薬品も必要となります。
ただ、最近では無農薬で栽培された虫食いの野菜に人気が集まってきているようです。
朝市で販売開始と共に完売する勢いです。
こうした消費者のニーズの変化がすすめば、農業の方法も変わっていくと思うのです。
どちらが良いかは、結局のところ消費者が決める事です。
仮に、代替で素晴らしい物が発見されたとしましょう。しかし、開発者の資力が足りなければ市場に出回ることは無いと言えます。それだけ薬品検定は高額なんです。
大きな会社と協力すれば出来る。と言う意見を申されるのですが、すれは開発者からすれば不安なのです。
まだまだ超えなければならない垣根が多く有りますが、私達レベルで解決できるかどうかは微妙です。しかし、実際の農家さんなどの世論。これが私達の最大の力となります。
捥ぎ取って、ホコリさへ払えばそのまま食べられる安心キュウリ。おいしいですよ♪
会社のテーマは、「後世に負の遺産を残さない」
この思いで始めた事なのです。この思いに曇りは有りません。
また明日から始まります。白菜の定植作業も体験して得る知識が将来の智恵に変わると思うのです。
実際、すでに得た新しい検証への扉も有ります。
知識を持っているだけではダメ。智恵に変える事こそが大切なんです。
もし、これを読んで賛同して頂けるのであれば、コッソリ応援して下さいませ^^
宜しくお願いします。
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